昔の話
みなさんご機嫌ようシェフです。
(今回は本当に単なるぼやきでございます。
(ご了承と共に、興味ない方はスルー願います。
ひと昔前、スマホが無い時代の飲食店は、常連さんや、口コミ、運が良くてTVにでたりと
今みたいに簡単に露出できませんでした。
なので一元さんより、リアルな評価の口コミをしてもらえる常連さんは大切にコミュニケーションを取ってた時代がありました。
丁稚の頃は、常連様から色々なお店に連れて行って頂いて食べて勉強したり、
クラブやスナックにアフターで連れられ、飲み方や作法を、そこのママさん達から学んだ時代がありました。
(もちろん今でもそのような関係はあります)
ある程度、認めてもらえると、常連さんとママさんが同伴で使っていただき、懸命に料理を作り、終始緊張したのを今でも覚えております。
シェフに任命された当時は、沢山のお花やお祝いを頂き、感無量でまともにお店がコントロールできなかった日が1日だけあったのは内緒でございます♪
今の時代は、どうでしょう。
お店の評価は、ほぼ、一元さんが口コミを入れる事が、又はSNSで発信する事が増えて
隣の常連さんも一元さんに気を遣うこともしばしばあり、むかし人間の僕には「何だかなあと」
しかし、しっかりと対応はしますが、いつも一元さんに写真をバシャバシャ取られると緊張したり、変な気持ちになります。
数年前、自店がものすごく食べログで叩かれた事がありました。
当時めったにネットを見なかったので叩かれてたのに気づいてなかったのですが、
それを見た常連様で、しばらくの期間、満席でした♪
「ネットで叩かれとったね 笑」「わかってないなぁ、でも面白いな」と言った具合で
まぁ冷やかしにかなりの馴染み客や、しばらく来店が無かった古株まで連日冷やかしに来てくださり(笑) 当時、僕を叩いてくれた一元さんのおかげで繁盛スタートが始まったのはまだ記憶に新しい事です。
皮肉なもんです。
今日は、数十年、僕がまだ坊主の頃からお世話になっている方から、コロナ禍の心配のお電話を頂き、回想にふけった夜の記録記事となりました♪
では、お休みなさいZzz